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入居者に家賃交渉されたら応じるべき?応じる基準やメリットを解説

カテゴリ:賃貸管理

入居者に家賃交渉されたら応じるべき?応じる基準やメリットを解説

「入居者から家賃交渉されてしまった…」と、悩んでいませんか?
現在、新型コロナウィルスの影響などにより生活が厳しくなってしまい、家賃交渉をする入居者が増加しています。
経営者として、何を基準に家賃交渉に応じたら良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。
ここでは、入居者からの家賃交渉に応じるメリットやデメリット、交渉を受ける基準についてご紹介します。

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入居者の家賃交渉に応じるメリット

入居者からの家賃交渉には、必ずしも応じる必要はありません。
しかし、家賃交渉に応じることには、以下のようなメリットがあります。

入居者の退去を防げる

家賃交渉に応じないと、入居者が家賃の安い賃貸物件に住み替える可能性が高くなります。
そのため、交渉に応じれば空室のリスクがなくなる点がメリットと言えます。

修繕費用などを節約できる

入居者が退去してしまった場合、次の入居者を迎えるためにクリーニングや修繕をおこなう必要があります。
家賃交渉に応じて入居し続けてもらえば、修繕費用などは不要です。

入居者募集にかかるコストを節約できる

大抵の場合、入居者募集費用として家賃1か月分を不動産会社に支払います。
家賃交渉に応じれば、余計なコストをカットできる点がメリットです。

入居者の家賃交渉に応じるデメリット

家賃交渉に応じることには、以下のようなデメリットもあります。

家賃収入の減少

家賃交渉に応じると、毎月の収入が減ってしまいます。
家賃収入の減少により、経営状態が悪化する可能性もあります。

交渉前の家賃に戻せなくなる

日本では、借主が有利になるように法律が定められています。
そのため、家賃交渉に応じて下げた家賃は正当な理由がなければ元に戻せません。

ほかの入居者からも家賃交渉されるおそれがある

入居者同士で交流がある場合、家賃交渉に応じたことが共有され、ほかの入居者からも家賃交渉される可能性があります。
一人に応じてしまった以上ほかの入居者の家賃交渉に応じないわけにはいかず、次から次へと減額することになるかもしれません。

入居者の家賃交渉に応じる判断基準は?

入居者から家賃交渉された場合、以下を基準に交渉に応じるか判断しましょう。

入居期間の長さ

入居期間が長い入居者の賃貸交渉には、可能な限り応じた方が良いでしょう。
入居者あっての賃貸経営であるため、入居期間の長さは重要な判断基準の1つです。

明確な交渉理由の有無

家賃交渉の理由が明確でやむを得ない場合は、交渉に応じた方が良いでしょう。
誠意のある入居者に対して誠意ある対応で返せば信頼関係が生まれ、安定した賃貸経営が望めるでしょう。

信頼関係の有無

信頼関係の有無も、家賃交渉に応じるかどうかの判断基準になります。
頻繁に家賃を滞納したり、ほかの入居者とトラブルを起こしたりする方からの家賃交渉は断りましょう。

まとめ

入居者からの家賃交渉に応じれば、次の入居者が決まるまでにかかるコストをカットできます。
ただし、家賃収入が減ったり元の家賃に戻せなくなったりと、賃貸経営に影響が出る可能性があるため注意が必要です。
経営状態を見ながら落とし所を見つけて、上手に賃貸経営をおこないましょう。
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