
親から相続した空き家を売却したいと思っても、家財道具の片付けの手間を考えると気が重くなりますよね。
しかし、少しでも良い条件で空き家を売却するためには片付けをしたほうが良いため、その方法やポイントを参考に片付けを進めて早期売却を目指しましょう。
そこで今回は、空き家を売却する前の片付けが必要であることとその理由、空き家の売却にともなって片付けをおこなう方法やポイントについて解説します。
空き家の売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
空き家を売却する前の片付けは必要なのか

空き家を売却するにあたって、家の片付けがネックになっている方は少なくないでしょう。
「そもそも片付けは必要なのか」といった声も聞きます。
たしかに空き家の片付けには手間と処分費用がかかるため、残置物(家財道具やゴミ)が多いと、大きな負担になる可能性があります。
しかし、少しでも好条件で空き家を売却するためには、売却する前に片付けをおこなうのがおすすめです。
その理由は、空き家を片付けることによって以下のようなメリットを得られるためです。
●内覧時の印象が良くなる
●査定価格がアップする可能性がある
どういうことなのか、順番に解説します。
内覧時の印象が良くなる
不動産の購入を検討する方は、希望条件に近い物件をいくつかピックアップし、実際にそれぞれを内覧したうえで購入を決断するのが一般的です。
空き家の片付けをせずにそのままの状態で内覧に応じた場合、部屋の広さなどがわかりにくいだけでなく、物件に対して良い印象を持ってもらえないでしょう。
たとえば、住んでいた方が使っていた家具や仏壇などから生活感が伝わり、気に入って内覧に訪れた方の購入意欲が損なわれるかもしれません。
空き家を片付けた状態であれば、部屋の広さや日当たり、収納スペースの広さ、コンセントの位置などが確認でき、生活をイメージしながら気持ち良く内覧できます。
内覧時の印象が良いと検討してもらいやすくなり、成約に繋がる可能性が高まるのです。
査定価格がアップする可能性がある
空き家を売却する際には、どれくらいの価格で売却できるのかを知るために、不動産会社に査定を依頼します。
空き家を片付けた状態であれば、室内の状態をチェックしやすいため、適正な査定価格を算出できます。
空き家を片付けず、そのままの状態で処分することは可能ですが、買主が決まって引渡すときにはすべて撤去するのが原則です。
したがって、不動産会社が査定をおこなう際には、残置物の処分費用を差し引いて査定価格を算出することになります。
片付けたあとであれば不動産会社は空き家だけを評価できるため、残置物ごと処分する場合より査定価格がアップします。
空き家を売却する前に家を片付ける方法

次に、売却前に空き家を片付ける方法について解説します。
空き家を片付けるには、以下の2つの方法があります。
●自分で片付ける
●業者を利用する
それぞれの内容とメリット・デメリットについて解説します。
自分で片付ける
残置物を自分で片付ける場合は、まず自治体の基準にしたがって、可燃ごみ・不燃ごみ・資源ごみ・粗大ごみに分別し、指定の場所に出します。
エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機など家電リサイクル法の対象となる家電製品は、購入したお店で引き取ってもらってください。
購入したお店がわからない場合は、リサイクル券を購入して自治体が紹介する指定業者へ持ち込む必要があります。
ブランド品や状態が良いものは、リサイクルショップに持ち込むと買い取ってくれる可能性があります。
自分で片付けるメリットは、業者に依頼する費用を節約できる点です。
また、自分のペースで作業を進められるため、時間に余裕がある方やプライバシーを重視する方に向いているでしょう。
自分で片付ける場合、残置物の量が多いと、膨大な時間と労力がかかるのがデメリットです。
とくに、遠方にお住まいの方や多忙な方が休日ごとに通って作業するのは負担が大きく、現実的な方法とは言えないでしょう。
業者を利用する
空き家の片付けを扱う業者を利用する方法もあります。
空き家の片付けを依頼できる業者は、主に以下の3つです。
●空き家片付け業者
●不用品回収業者
●遺品整理業者
それぞれ作業の目的や方法が異なります。
不用品の回収のみであれば、不用品回収業者に依頼すれば、ごみの運搬や処分の手間が省けます。
遺品の整理から処分まで一括して片付けを依頼したい場合は、遺品整理業者がおすすめです。
残置物を片付けたあと売却することを検討する場合は、不動産会社にご相談ください。
提携している空き家片付け業者のご紹介が可能かもしれません。
業者を利用するメリットは、面倒なごみの運搬や処分をすべて任せられ、短時間で効率的に片付けを完了できる点です。
そのため、片付けに時間をかけられない方や、自分たちでは運びきれないほど物が多い場合には、最適な選択肢と言えるでしょう。
業者を利用するデメリットは、当然ながら費用がかかる点です。
空き家の広さや残置物の多さによって異なりますが、3LDKの空き家であれば約17万円~50万円が費用の相場と言われています。
また、業者が家のなかに入って片付けたりごみを運搬したりするため、プライバシーを守りたい方には向いていません。
空き家を売却する前に家を片付けるときのポイント

空き家を売却する際には、自分で、もしくは業者を利用して、売却前に片付けをおこなうのがおすすめです。
いずれにせよ、スムーズに片付けをおこなって売却へと進むためには、事前に注意したほうが良いポイントがあります。
そこで最後に、空き家を片付けるときに押さえておくと良い3つのポイントについて解説します。
ポイント1:スケジュールを立てる
空き家を所有しているとさまざまなリスクが生じるため、できるだけ早く売却するのがおすすめです。
そのためには、効率良く片付けをおこなう必要があります。
時間を見つけて足を運んでいても、片付けがスムーズに進まない可能性があるため、しっかりとスケジュールを立てて臨むことをおすすめします。
たとえば自治体のごみ処分場にごみを持ち込む場合、受け入れ可能な日時を事前に確認しておくことが大切です。
また業者を利用する場合は予約が必要であるため、早めに問い合わせてスケジュールを調整しましょう。
ポイント2:残置物を3つに分類する
残置物は、「処分」「売却」「残す」の3つに分けられます。
残すものについては比較的分類しやすいですが、手放すものについては、処分するのか売却するのかを迷う可能性があります。
片付けをおこないながら迷ってしまうとスムーズに進まないため、あらかじめ決めておくか、迷った場合のために保留用のものを入れる箱などを用意しておくと良いですよ。
ポイント3:親族とよく話し合う
親の遺品整理をおこなう場合は、親族と話し合って進めることが大切です。
なぜなら、自分にとっては不要でも、親族にとっては残したいものであることもあり得るからです。
自分だけの判断で処分したことがきっかけでトラブルになるケースもあるため、遺品整理はできるだけ親族でコミュニケーションをとり、確認したうえで分類しましょう。
まとめ
空き家を売却する際には、あらかじめ残置物を片付け、きれいにした状態で売り出したほうが売却しやすくなります。
空き家の片付けは、自分でおこなうか業者を利用するかの2つの方法がありますが、効率良く片付けるためには業者を利用するのがおすすめです。
不要な空き家は早めに売却したほうが良いため、家族としっかり話し合ったうえで、スケジュールをしっかり立てて片付けを進めましょう。

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