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住宅ローンが残っている不動産を貸すのは可能か?手続きや注意点をご紹介

カテゴリ:賃貸管理

住宅ローンが残っている不動産を貸すのは可能か?手続きや注意点をご紹介

さまざまな事情から、住宅ローンが残っている状態で貸し出しを検討している方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、住宅ローンが残っている不動産は貸し出せるのか、貸す場合どのような手続きが必要になるのか解説します。
不動産を貸すときの注意点もわかるので、ぜひ最後までご覧ください。

住宅ローンが残っている不動産を貸すことはできるのか

住宅ローンは、契約者の居住がローン貸し付けの前提となるため、返済中に貸すのは難しいでしょう。
賃貸物件として扱うと契約違反となり、住宅ローンの残債の一括返済が要求されてしまいます。
そのため、住宅ローンの途中で貸出す場合、ローンの切り替えが必要です。
賃貸用ローンに切り替えれば、ローンが完済していなくても貸すことができるでしょう。
条件によっては、ローン切り替えをしなくても貸すのが認められるケースもあります。
例えば、転勤のため貸出をしたい場合です。
転勤で家を離れる期間が短期間であれば、貸出が認められやすくなります。
また、賃貸併用住宅であれば、切り替えを不要で自宅部分の貸出が可能です。
賃貸併用住宅は、一つの建物を賃貸部分と自宅部分がある住宅です。
自宅部分の面積が51%以上などの要件を満たせれば、貸出できます。

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住宅ローンが残っている不動産を貸すための切り替え手続きとは

民間の金融機関の住宅ローンの場合、賃貸住宅向けのローンへの切り替える必要があります。
賃貸部分が50%未満であれば切り替えずに賃貸利用できます。
しかし自宅部分が100%で融資を受けていた場合、賃貸部分は賃貸用ローンへ切り替えなくてはなりません。
また、住宅金融支援機構の住宅ローンの場合、民間の金融機関へのローンを切り替えが必要です。
ローンの切り替えで、金利が高くなる可能性があるので注意しましょう。

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住宅ローンが残っている不動産を貸すときの注意点

住宅ローンが残っている不動産を貸す場合の注意点としては、住宅ローン切り替えの手数料などさまざまな費用負担が生じます。
また、以下にも注意しましょう。

金利が上がり、返済総額が増える

賃貸用ローンに切り替える場合、金利が上がるため返済総額も増えてしまいます。
総額が上がれば月々の返済額も増えてしまうでしょう。

住宅ローン控除が受けられなくなる

賃貸用のローンでは住宅ローン控除が適用されません。
しかし一時的に貸し出す場合、自分が再度住み始めたタイミングで住宅ローン控除を再開できます。

空室リスク対策が必要

管理会社へ依頼し、入居者の募集をするなど、空き家リスク対策も必要です。
賃貸として貸し出すまでにさまざまな費用がかかるため、空室だとローンの返済が苦しくなる可能性もあります。

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まとめ

賃貸ローンに切り替えると、金利があがり支払総額が増える場合がかけます。
また、住宅を賃貸として貸し出すと、住宅ローン控除が適用になりません。
一方、転勤などで短期間貸したい場合、住宅ローンのままで貸し出せる場合もあります。
代々木八幡の賃貸なら朝日ホームズ株式会社にお任せください。
ご所有不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。


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