賃貸経営をしているオーナーのなかには、空室でお悩みの方も少なくないのではないかと思います。
そのような場合に、「カーブアピール」を意識することで解決する可能性があるということをご存じでしょうか。
この記事では「カーブアピール」について、その概要や重視するポイントを解説していきます。
「カーブアピール」とは?
「カーブアピール」とは、「建物の外観から判断する第一印象」のことを指す不動産用語です。
カーブといえば、曲がり角のことをイメージする方がほとんどかと思いますが、この場合は「歩道の縁石」を意味しています。
そのため、「街の通りからみた外観」のことを表しているのです。
アパートやマンションなどの賃貸物件は、この「カーブアピール」を意識することが大切だといわれています。
なぜなら、賃貸物件への入居を検討している方は、家の内装よりもまずは外観を見て、入居したいかしたくないかを判断するからです。
つまり、カーブアピールを意識して外観イメージを好印象にすることで、空室率が改善する可能性があるのです。
賃貸経営をするオーナーの立場からすれば、たとえば外壁塗装などの修繕は「建物のメンテナンス」として見えるでしょう。
しかし、その「建物のメンテナンス」と考えていたものが、実は立派な空室対策にもなるかもしれません。
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「カーブアピール」で重視するポイント
カーブアピールで重視するポイントは、「外回り」「雑草」「ポストまわり」です。
先述したように、カーブアピールを改善するために何よりも大切なことは、「外観を好印象にすること」です。
この「外観」に含まれるのは、「外装」と「エクステリア」ですが、外装は「屋根と外壁」、エクステリアは「門やフェンス、庭など」で構成されます。
これらの外観は、「外回り」とも呼ばれることもあり、ものや設備がどうしてもおおくなってしまう場所でもあります。
たとえば「敷地内ゴミ置き場」や「エアコンの室外機」などが挙げられますが、通りから見えることも少なくないため、綺麗にしておくことが大切です。
また、夏場は特に「雑草」の成長が早く、除草せず伸び放題にしていると、見た目が悪いことはもちろん、虫の発生源にもなります。
雑草が伸びて虫の発生源をつくってしまうと、空室対策どころか住人の満足度も下がってしまうため、しっかり対策するようにしましょう。
また、ポストにチラシがあふれて乱雑になっていることも少なくないため、思い切って集合ポストではなく個別ポストに変更することもおすすめです。
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まとめ
カーブアピールとは、建物の外観から判断する第一印象のことを指す不動産用語です。
カーブアピールで重視するポイントは、外回り・雑草・ポストまわりが挙げられるでしょう。
カーブアピールを意識して改善することで、空室率が改善する可能性もあるため、悩んでいるオーナーの方はぜひご参考になさってくださいね。
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