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空き家のサブリース契約について!リスクとメリットについても解説

カテゴリ:賃貸管理

空き家のサブリース契約について!リスクとメリットについても解説

全国的に空き家の数が増えており、政府は「空家等対策特別措置法」を設けるなどして対策を急いでいます。
空き家は所有しているだけで維持費がかかることもあり、わずらわしさを感じている方も多いことでしょう。
そこで今回は、空き家を放置するリスクをお伝えしたうえで、対処法となる「サブリース契約」のメリットと注意点を解説します。

空き家を放置するリスクとは

空き家を放置するリスクは多く、政府も特別措置法を設けるなどして対策をおこなっています。
たとえば、建物の劣化によって景観を損ない、地域全体の治安悪化を招き、近隣トラブルに発展するケースも珍しくありません。
空き家を長期間放置していた場合、活用する前に大規模な修繕が必要になる可能性が高く、メンテナンスやリフォームにも時間とお金がかかります。
また、自宅から空き家までの距離が遠いなどの理由で管理が難しい場合も多く、管理会社に委託すると高額な費用がかかるケースも考えられます。

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空き家をサブリース契約することのメリット

そもそもサブリース契約とは、空き家を不動産会社に貸し出して、不動産会社に運営を委託したうえで第三者に貸し出す契約形態です。
オーナーは事前に契約した料金を受け取れるため、一般的な賃貸経営で大きな課題となる「空室リスク」や「家賃滞納」といったリスクを回避できます。
また、空き家の管理はすべて不動産会社がおこなうため、管理の手間がかからないこともサブリース契約を締結するメリットです。

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空き家をサブリース契約するときの注意点

サブリース契約では、「賃料の支払い条件」「契約期間」「解約条件」といったさまざまな契約を結ぶため、契約内容を正しく理解することが重要です。
契約時に取り決めた条件を維持できるとも限らず、契約途中で賃料の減額を提示されるリスクがあることも、サブリース契約の注意点といえます。
そのため、不動産会社と話し合いをおこない、賃料減額の基準をすり合わせておきましょう。
また、サブリース契約の締結から数か月間は免責期間となる場合が多く、この間はオーナーに家賃が支払われないことにも注意が必要です。

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まとめ

空き家を放置すると建物の劣化が進み、近隣トラブルを引き起こすなどのリスクがあります。
空き家の管理が難しい場合は、一般的な賃貸経営のリスクを回避できる「サブリース契約」の締結を検討しましょう。
ただし、免責期間が設けられる可能性が高いことや、家賃保証の条件見直しを求められる場合があることなどには注意が必要です。
代々木八幡の賃貸なら朝日ホームズ株式会社にお任せください。
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