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土地活用における寮とは?寮建築で土地活用するメリット・デメリットを紹介

カテゴリ:賃貸管理

土地活用における寮とは?寮建築で土地活用するメリット・デメリットを紹介

使っていない土地を所有していて、その土地の活用方法を探している方もいると思います。
土地の活用方法はさまざまですが、近年注目を集めているのが、寮を建築して土地活用をおこなう方法です。
今回は、土地活用における寮とはどのようなものか、寮を建築して土地活用をするメリット・デメリットについてご紹介します。

土地活用における寮とは

会社における寮とは、会社が自社の敷地に建物を建てて、社員の福利厚生の一環として貸し出していたものを指します。
しかし、最近では企業が所有する寮が減少傾向にあり、寮を持たない企業が増えているようです。
そのぶん、企業が外部の寮を借り上げて社員に提供するケースが増えており、寮のニーズは増えているといえます。
寮の種類には「単身赴任向け」「家族向けの転勤寮」「ハイグレード社宅」「専門施設の職員寮」などがあります。
寮は法人契約が多く、一括借り上げのように一棟まるごと契約する形や、一部のみの部分借り上げも可能です。
活用したいと考えている土地の周辺エリアにどのような企業があるかによって、需要のある寮の種類が違うので、それを見極めるのが大切です。

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寮を建築して土地活用をおこなうメリット

寮を建築して土地活用をおこなうメリットの一つが、家賃滞納リスクが少ない点です。
寮の場合、家賃を支払うのは入居者個人ではなく企業になるため、個人との契約になるアパート経営にくらべて家賃滞納リスクが少なくなります。
また、空室リスクが低いのも、寮による土地活用のメリットです。
もし企業が寮全体を一括借り上げした場合は、空室の有無に関係なく家賃収入が得られます。
部分借り上げだとしても、まとまった部屋数については空室の心配をせずに済みます。
さらに、寮の場合会社から近いかどうかが重要であり、たとえば駅から遠いなどエリア条件が悪くても需要がある点もメリットです。

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寮を建築して土地活用をおこなうデメリット

寮を建築して土地活用をおこなうデメリットとして、広い土地が必要となる点があります。
一般的に、寮を建築するためには最低でも100坪以上の広い土地が必要です。
また、最初に建築費などの費用が必要となる点もデメリットといえます。
建設総額は建物の規模やエリアによっても変わってきますが、アパートやマンション一棟を建てる規模なので、まとまった費用が必要です。
ほかにも、建物が老朽化していった場合に、入寮する人が減って稼働率が落ちていく可能性がある点もデメリットです。
寮は一般の賃貸物件にくらべて入居者からの苦情が出にくいため、メンテナンスがおろそかになりやすいため、経年劣化を遅らせるためにも適切なメンテナンスをおこないましょう。

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まとめ

土地活用としての寮とは、寮を建築して企業に借り上げてもらい、社員に入居してもらう方法です。
寮で土地活用をおこなうメリットには、家賃滞納リスクや空室のリスクが少ない、エリア条件が悪くても問題ない点があります。
一方でデメリットとして、広い土地が必要になる、建築費が必要、老朽化による稼働率の低下が挙げられます。
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