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不動産投資のフルローンとは?デメリットとおすすめのケースを解説

カテゴリ:賃貸管理

不動産投資のフルローンとは?デメリットとおすすめのケースを解説

賃貸経営をはじめるための初期費用の調達方法について悩む方は多いです。
金融機関から初期費用を全額借り入れる方法もありますが、リスクになる恐れがあるため、将来的な収益性を含めて検討しなければなりません。
こちらの記事では、不動産投資におけるフルローンとはなにかお伝えしたうえで、デメリットやおすすめできるケースについて解説します。

不動産投資におけるフルローンとは

フルローンとは、不動産投資のための購入費用・建築費用をすべて融資で調達する手段です。
本来であれば、物件価格に対して10〜30%ほどの頭金を自己資本として支払ったうえで、借り入れをして返済する流れになります。
フルローンを利用すれば頭金を用意せずに購入にかかる諸費用を借り入れできるため、手元に自己資金を残した状態で投資事業をはじめられる点が大きなメリットといえるでしょう。
少額の資金で大きな利益を生み出すレバレッジ効果を期待できるほか、不測の事態によってまとまった資金が必要になったときにも備えが残るため安心です。

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不動産投資でフルローンを組むデメリット

不動産投資のためにフルローンを組むデメリットは、返済負担・金融上昇リスク・キャッシュフローの悪化の3点です。
まず、頭金を用意せずに借り入れするのであれば返済額が増え、毎月の返済額が高額になるか返済期間が長くなるなど返済負担が大きくなります。
続いて、変動金利を選択すると将来的に金利上昇リスクが伴うので、20年後や30年後に総返済額が増える可能性が懸念されます。
最後に、借り入れ額が大きい状態で空室率が高くなったり家賃滞納が発生したりするとキャッシュフローが悪化しやすくなるため、計画性を持った経営が必要です。

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不動産投資でフルローンがおすすめできるケース

フルローンはリスクが大きいとされていますが、不動産投資以外の収入がしっかりとあるケースにおいては、初期費用を抑えて経営をはじめられるのでおすすめです。
会社員として働いていたりほかの事業で収入があれば、不動産投資でキャッシュフローが良好でなくても、毎月の返済に大きな影響は生じません。
さらに金融機関は通常の住宅ローンよりも厳しく返済リスクがあるか、ないかを審査しますが、安定した収入があれば有利です。
そのため、初期費用を全額借り入れしようしと考えているのであれば、まずは賃貸経営以外の部分で収益を安定させることが重要です。

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まとめ

不動産投資で初期費用を安く抑えるためには、フルローンを組む選択があります。
ただし、通常の住宅ローンよりも審査が厳しく、将来的な返済負担が大きくなる恐れもあるので気を付けなければなりません。
賃貸経営を成功させるためにも金融機関に頼りすぎずに、収入を安定させたうえで借り入れを検討しましょう。
代々木八幡の賃貸なら朝日ホームズ株式会社にお任せください。
ご所有不動産に関するお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。


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